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ハイドロキシアパタイト結晶沈着症(HADD:hydroxyapatite crystal deposition disease)

・結晶沈着症の一つ。他には、CPPD沈着症、尿酸ナトリウム塩沈着(痛風)が挙げられる。

・関節内や関節周囲の腱・滑液包などの構造物に、ハイドロキシアパタイト結晶が沈着して生じる炎症のこと。

・腱・滑液包への沈着が頻度が高く、石灰化腱炎、石灰化滑液包炎と呼ばれる。

・多くは中高年者に単関節に発症する。

・部位としては、が最多。特に棘上筋腱が多い(石灰沈着腱板炎)。

・ついで、股関節、肘関節、手関節、膝関節、頚椎(頸長筋腱)

・ハイドロキシアパタイト結晶は、損傷や変性を受けた血流に乏しい組織に沈着しやすい。この結晶が、腱や靭帯から関節腔や関節包、関節周囲軟部組織に漏出すると、異物性炎症を起こし、急性関節炎症状や関節周囲炎症状をきたす。

・頸長筋腱への石灰化の沈着は、石灰沈着性頸長筋腱炎、石灰化沈着性椎前腱炎などと呼ばれ、急性発症の頚部痛と嚥下困難を生じる。

・他、椎間腔への石灰化を高頻度に認められる。

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