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Bertin柱の肥厚(hypertrophic column of Bertin/prominent column of Bertin)

・腎柱(column of Bertin)の過形成。Bertinはベルタンと読む。ベルタン腎柱とも呼ばれる。

・発生の過程で隣接する腎錐体の間に腎皮質が入り込むことによる。

・画像上、腎洞内への皮質の突出として認められる。腎の偽腫瘍で最多。

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・大部分が中部から上極寄りに認められる。

・重複腎盂に伴って見られることがある。

・臨床的意義はないとされる。

・他に腎腫瘍と紛らわしいものに、胎児性分葉がある。腎は多数の小葉構造が融合することにより形成されが、胎児では分葉傾向が目立つ。成人においても目立つ場合は、胎児性分葉と呼ばれる。両側に認める。

Bertin柱の肥厚の画像所見

皮質と連続性があり、周囲と変化がないこと、輪郭が平滑で半球状であることなどから腫瘍と鑑別する。

・また造影CTにおいて、周囲の腎実質と同様の造影効果を示す。

・腎シンチで、同部位には周囲腎実質同様の取り込みを認める。

症例 50 歳代の男性。検診の腹部超音波検査で右腎に異常を指摘。

prominent column of Bertin2011年放射線科診断専門医試験問題54より引用。

右腎洞に突出する腫瘤性病変あり。ダイナミックにて周囲腎と同様の造影パターンを示しており、Bertin柱の肥厚(hypertrophic column of Bertin/prominent column of Bertin)を疑う所見。

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