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神経節神経腫(ganglioneuroma)

・自律神経から発生。神経節細胞とSchwann細胞のみから構成されるまれな良性腫瘍。

・神経源性腫瘍の一つ。

・半分は腹部に発生し、その4割は副腎に発生。他、縦隔、頸部、まれに精索、心臓、骨、腸管などに起こる。

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・ほとんどは40歳未満に発生。若年者二多い。

・多くは無症状で偶発腫として発見されるが、時にカテコラミン、VIP、男性ホルモンを分泌し、高血圧、下痢症状、男性化症状をきたすことあり。

・平均8cmと腺腫より大きい。

・治療は外科的切除。

神経節神経腫の画像所見

・単純CTで筋肉より低吸収で均一な腫瘤として認められる。造影効果はほとんどない。遅延相で増強効果が認められることあり。

・やわらかい腫瘍であり、嚢胞と紛らわしいが、内部を走行する血管が注意深く見ると見えることがある。

・MRIでは、T1WIで低信号、T2WIでは不均一な高信号を示す。T2WIでは著明な高信号を示すことがある。豊富な粘液腫成分を反映。

症例 30 歳代の女性。検診での腹部超音波検査で副腎腫瘤。

ganglioneuroma2011年放射線科診断専門医試験問題49より引用。

右副腎に低吸収腫瘤あり。造影効果はほとんど認めない。神経節神経腫を疑う所見。

参考)泌尿器のCT、MRI P342-343

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