Hangman骨折

  • 軸椎関節突起間部骨折、外傷性すべりとも言われる。
  • 絞首刑された人という意味(なので厳密にはhanged man)で、絞首刑されると同部位に骨折を生じる。
  • C2の両側の上下関節突起間部(pars interarticularis)の骨折。
  • 頚椎の過度の進展と牽引によっておこる不安定で重篤な骨折。
  • 典型的には両側性。ただし、非対称性のこともあり。
  • 神経症状をきたすことはない。
  • C1、C2の合併骨折が多いが、下位レベルの骨折を生じることもあるので、注意。

Hangman骨折の分類

重症度により3つのタイプに分類される。

  • Ⅰ型:骨折片がほとんど偏位していないもの。
  • Ⅱ型:C2椎体が前方辷りしているもの。
  • Ⅲ型:椎体の前方辷りと両側関節突起の偏位があるもの。
症例 80 歳代の男性。交通事故。

Hangman2014年放射線科診断専門医試験問題6番より引用。

C2(環椎)に対称性に骨折あり。

C2の前方辷りを認めており、両側関節突起の偏位は明らかではない、Hangman骨折のⅡ型を疑う所見。



スポンサーリンク



関連記事はこちら