不整脈源性右室心筋症

・右室の心筋が脂肪あるいは線維組織に進行性に置き換わっていく原因不明の心筋症。

・右室原発のVfにより、動悸やめまい、失神で発症。突然死の原因となる。

・発生頻度は5000人に1人。

・男女比は3:1。

不整脈源性右室心筋症の画像所見

・画像所見は、右室の拡張・菲薄化、右室心筋内の脂肪組織、右室自由壁のscalloping

症例 40 歳代の男性。持続性心室性頻脈の精査のため入院となった。約 10 年前の検診で心電 図異常を指摘されている。

arrhythmogenic right ventricular cardiomyopathy2014年放射線科診断専門医試験問題34より引用。

右室の拡大あり。また壁の菲薄化あり。右室壁内に低吸収のモロモロあり→右室壁内脂肪沈着を示唆し、不整脈源性右室心筋症を疑う所見。

症例 50 歳代の女性。駅前で倒れ搬送された。カウンターショックにて蘇生。

arrhythmogenic right ventricular cardiomyopathy12007年放射線科診断専門医試験問題33より引用。

右室の拡大あり。また壁の菲薄化あり。右室壁内に低吸収のモロモロあり→右室壁内脂肪沈着を示唆し、不整脈源性右室心筋症を疑う所見。

 

症例 48 歳の男性。不整脈検査中に行われた心電図同期胸部 CT。

arrhythmogenic right ventricular cardiomyopathy

2005年放射線科診断専門医試験問題33より引用。

右室壁の菲薄化と右室の高度の拡張あり。また右室前壁側にもろもろの脂肪濃度を認め、不整脈原性右室異形成を疑う所見。

参考)この画像を見たらほぼ決まり P88-89



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