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2009年放射線科診断専門医試験解答解説【61-65】

問題原本はこちらからご覧ください。

61の解答:a,b

・全身シンチにて両側肺野に多数の集積を認めており、多発肺転移を疑う所見。一方で甲状腺には集積を認めず、全摘後であるということがわかる。

・治療にはβ線放出核種である131Iを用いる。


62の解答:d

・右優位に、両側側頭葉内側優位にCTにて低吸収域あり、MRIではT2WIおよびFLAIR像にて高信号を示しており、脳血流シンチでは同部位に集積亢進あり。エピソードからもヘルペス脳炎を疑う所見。

参考)単純ヘルペス脳炎の画像診断


63の解答:d

・99mTc-HMPAO脳血流シンチにて左側頭葉に異常集積あり。一方右大脳半球には集積の低下あり。後大脳動脈領域も含まれており、c中大脳動脈閉鎖は否定的。dもしくはeということになる。eの場合、集積は低下するため右大脳半球ということになるが、範囲が広すぎ、dが正解となる。

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64の解答:c,e

・甲状腺癌の場合、未分化癌では集積を認めるが、乳頭癌や濾胞癌では集積は認めない。Gaは未分化ほど集積する。

・またGaシンチではリンパ腫に集積を認めるため、甲状腺リンパ腫にも集積をする。

・炎症にも強い集積を認め、急性化膿性甲状腺炎にも集積を認める。

参考)ガリウムシンチグラフィの画像診断


65の解答:c

・動悸あり、甲状腺に腫大触知あり。FT3の上昇あり。甲状腺中毒症の鑑別を問う問題。99mTcO4-にて甲状腺に集積を認めず、無痛性甲状腺炎が疑われる。

参考)甲状腺中毒症の鑑別

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