2010年放射線科診断専門医試験解答解説【61-65】

問題原本はこちらからご覧ください。

61の解答:e

・脳血流シンチでは、安静時に右のACA-MCA領域を中心に血流低下あり。アセトゾラミド負荷により、ほぼ安静時と変わりなく、血流予備能の低下が疑われる。梗塞に至らない場合はプールシンチでは変化がないことが多い。内頚動脈の高度狭窄が疑われる。


62の解答:e

・MIBG心筋シンチにおいて、H/M比が早期、後期ともに低下している。DLBやPDなどを疑う所見。

参考)123I-MIBG心筋シンチの画像診断


63の解答:e

・Tl心筋血流シンチにて、負荷時に前壁の集積低下を認め、再静注時に回復を認めており、前壁の虚血が疑われる。ランニングにて前胸部不快感を自覚したというエピソードからも、運動誘発虚血が疑われる。

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64の解答:b

・肺血流シンチグラフィにおいて、脳、腎への著明な集積あり。

・全身像での腎臓、脳、脾臓の描出は、右一左シャントの存在を示唆する。 特に腎、脾>肝が特徴。

参考)2012年放射線科診断専門医試験問題&解答解説【66-70】


65の解答:c,d

・耳下腺への集積はやや左右差あるが、有意とはいえない。

・15分くらいで酸を負荷して、右の顎下腺の集積は減っており、反応が良好なのに対して左の顎下腺は集積したままで、唾液の排泄が低下していると考えられる。

・グラフは顎下腺のカーブ。

・甲状腺への集積は両葉ともに良好。

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