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2010年放射線科診断専門医試験解答解説【36-40】

問題原本はこちらからご覧ください。

36の解答:a

・線維腺腫を疑う粗大石灰化が認められる。

・乳管拡張を疑う所見はなし。

参考)線維腺腫の画像診断


 37の解答:a

・マンモグラムにて境界明瞭平滑な高濃度腫瘤。

・超音波写真は境界明瞭な充実性腫瘤で、内部エコーレベルは高く、後方エコーが増強している。粘液癌として特徴的な所見である。

参考)乳腺粘液癌の画像診断


38の解答:d

・extravasationを疑う所見あり。コイルによる動脈塞栓術を行うと思われる。

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39の解答:a

・若年女性で、腎動脈造影にて、腎動脈遠位 2/3 に数珠状狭窄があり、線維筋性異形成(fibromuscular dysplasia: FMD)を疑う。

・中膜型が最多。両側性が多い。

参考)腎血管性高血圧の原因と狭窄部位、線維筋性異形成


 

40の解答:c

・胃静脈瘤あり。BRTOを施行している。

・静脈瘤の治療が目的。

BRTO

・Balloon-occluded Retrograde Transvenous Obliteration。バルーン閉塞下逆行性経静脈(門脈)塞栓術。

・門脈亢進症に対するIVRの一つで、食道、胃静脈瘤のうち、特に胃のfornixに存在する孤立性胃静脈瘤に対する治療法。

・合併症は、溶血性血尿と腎障害、肝障害、肺梗塞、食道静脈瘤の悪化。

・肺梗塞は、多量の硬化剤(5%EIO:オルダミン+イオパミロンの混合液)を大循環系に流入したり、術中のバルーン破裂などにより起こる可能性あり。

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