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2010年放射線科診断専門医試験解答解説【26-30】

問題原本はこちらからご覧ください。

26の解答:d

・副鼻腔炎の既往あり。両側肺野に腫瘤影、空洞あり。コンソリデーションあり。これらからWegener肉芽腫症を疑う所見。

参考)
Wegener 肉芽腫症の肺病変、気道病変
肺野の多発嚢胞性病変の鑑別診断


27の解答:e

・右気胸に対してドレナージされているが、左デクビタス像にて著明な気胸が残存している。ということは、気管支が断裂(気管気管支断裂)しており、どんどん胸腔に逸脱していると考えられる。

致死的胸部外傷
  • 気管気管支断裂
  • 横隔膜ヘルニア
  • 食道断裂
  • 心挫傷
  • 肺挫傷
  • 大動脈断裂

28の解答:a,d

・胸部正面像で、縦隔は右側へ偏位している.小さな右肺門は右上葉を還流する異常静脈と重なり、部分的に不鮮明となっている。scimitar症候群を伴う右肺低形成の症例。

scimitar症候群
  • 右肺から下大静脈への肺静脈環流異常
  • 右側の気管支異常
  • 右肺と右肺動脈の低形成

参考)Scimitar syndrome(シミター症候群)の画像診断

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29の解答:c

・脂肪成分を含有する前縦隔腫瘍であり、成熟型奇形腫を疑う所見。

・突然胸痛を認めており、胸腔内への穿破か。

参考)縦隔成熟嚢胞性奇形腫の画像診断


30の解答:b

・呼気時に縦隔が左へ偏位しており、下肺野の透過性が上肺野より亢進している。右下葉気管支異物の疑い。

参考)気管支異物の症状、原因、画像診断

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