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問題原本はこちらからご覧ください。

66,
原発性胆汁性肝硬変について正しいのはどれか。2 つ選べ。
a 女性に多い。
b 肝内胆管が不規則に拡張する。
c 抗ミトコンドリア抗体は陰性である。
d 反応性リンパ節腫大が高頻度に認められる。
e MRI T1 強調像で門脈周囲に明瞭な高信号域がみられる。

66の解答:a,d

a:◯ 中年女性に好発。9割女性。

c:× 90%以上で血中のIgG型の抗ミトコンドリア抗体が検出される。

d:◯ 反応性のリンパ節腫大が8割以上に見られるということ。特に、肝門部や、portacaval領域(門脈と下大静脈の間)に反応性リンパ節腫大が認められる。

参考)原発性胆汁性肝硬変(PBC)の画像診断


67,

胃結腸静脈幹(Gastrocolic trunk)を形成する血管はどれか。2 つ選べ。
a 左胃静脈
b 後胃静脈
c 中結腸静脈
d 左結腸静脈
e 右胃大網静脈

67の解答:eと?→c,e

gastrocolic trunkは右胃大網静脈+前上膵十二指腸静脈+αで
αはいろいろなパターンがありますが、11%の頻度で中結腸静脈が含まるパターンがあります。(がまの油様より)

胃結腸静脈幹(Gastrocolic trunk)

右胃大網静脈、前上膵十二指腸静脈、右上結腸静脈が合流しSMVに注ぎ込むまでの間の静脈。

膵頭部癌膵炎などによるSMV浸潤、狭窄などで拡張したり直接静脈浸潤を受けて描出されなくなったりする。

参考)胃結腸静脈幹(GCT:gastrocolic trunk)とその意義


 

68,
後腹膜腔について正しいのはどれか。2 つ選べ。
a 左右の後腎傍腔に交通はない。
b 下行結腸は腎周囲腔に含まれる。
c 後腎傍腔内に実質臓器は含まれない。
d 腎周囲腔と後腎傍腔は交通していない。
e 前腎傍腔は壁側腹膜と Gerota 筋膜に囲まれる。

68の解答:(a?)、c、e

a:◯? 後腎傍腔は内側は大腰筋に接しており、左右の交通はない。?

b:× 下行結腸は前腎傍腔に含まれる。

d:× 3つのコンパートメントは互いに連続性がある。

e:◯ 壁側腹膜と Gerota 筋膜に囲まれる。

retroperitoneal space

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69,
CT colonography について正しいのはどれか。2 つ選べ。
a 前処置は不要である。
b 注腸造影より安価である。
c 仰臥位と腹臥位の 2 体位で撮影する。
d 診断能は注腸造影と同等である。
e 大腸の拡張には空気より CO2 ガスが適している。

69の解答:c,e
CT colonography(CTC)

・CTを用いた大腸検査。

・前処置により残渣を減らす。

・前処置にはニフレック内服と内視鏡によるPEG法と低残渣食と塩類下剤(マグコロールなど)によるブラウン変法がある。

炭酸ガスにより大腸を拡張させる。炭酸ガスは体内に速やかに吸収され、検査後の腹部の膨満感が速やかに解消される。自動注入器を用いる。

・撮影は仰臥位と腹臥位(もしくは左側臥位)で撮影する。

・画像再構成により仮想三次元画像を作ることができる。

・メリットは、検査手技が比較的簡便であること。患者負担が少ないこと。客観的に評価できること。

・デメリットは、CTなので被ばくがあること。表面病変の検出には限界があり、読影は必ずしも容易ではないこと。


 

70,
画像所見と疾患との組み合わせとして間違っているのはどれか。1 つ選べ。
a shading ――――――――――――内膜症性囊胞
b scalloping effect ――――――――腹膜偽粘液腫
c egg-shell calcification ――――――卵巣成熟奇形腫
d bridging vascular sign ―――――漿膜下子宮筋腫
e stained glass appearance ――――卵巣粘液性囊胞腺腫

70の解答:c

・egg-shell calcificationは珪肺による縦隔や肺門の石灰化を伴ったリンパ節。

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