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51,
MRI の T1 強調像で高信号を呈しやすいのはどれか。2 つ選べ。
a 腎癌
b 副腎腺腫
c 前立腺癌
d 高分化型脂肪肉腫
e 卵巣内膜症性囊胞

51の解答:d,e

 

52,
体外式超音波検査が適していないのはどれか。1 つ選べ。
a 膵癌
b 脂肪肝
c 腎結石
d 胆囊腺筋腫症
e 膵管癒合不全

52の解答:e

 

53,
結節性硬化症に合併しないのはどれか。1 つ選べ。
a 脳皮質結節
b 心筋横紋筋腫
c 腎血管筋脂肪腫
d 膵漿液性囊胞腺腫
e 肺リンパ脈管筋腫症

53の解答:d

・dはvon-Hippel Lindauに合併。

結節性硬化症(Tuberous sclerosis)

・全身の過誤腫を特徴とする症候群。

・痙攣発作、精神発達遅滞、顔面血管線維腫を3徴とする。

・常染色体優性遺伝。

・血管筋脂肪腫(AML)、腎嚢胞。

・中枢神経系の皮質結節(cortical tuber)、皮質下、上衣下結節(subependymal nodule)。

・上衣下巨細胞性星細胞腫(subependymal giant cell astrocytoma):モンロー孔付近に発生し、造影効果あり。増大する。

・肺リンパ管筋腫症LAM、心横紋筋腫、骨硬化。

54,
肝病変の位相コントラスト MRI において,同位相像と比較して逆位相像で信号低下を
示さないのはどれか。1 つ選べ。
a 肝細胞癌
b 肝細胞腺腫
c 限局性脂肪肝
d 肝血管筋脂肪腫
e 限局性結節性過形成

54の解答:e

・脂肪を含まないものを選べということ。eは過形成。

・肝細胞腺腫は出血(52-93%)、脂肪(36-77%)T1WIで病変の一部がしばしば高信号を呈する。

位相コントラストMRI

・Gradient echo:GRE法は、位相差の影響を直接受けることから、位相コントラスト画像とも呼ばれている。

・撮像時間(エコー時間;TE)を水と脂肪の位相が揃うタイミングに設定した場合、水と脂肪の信号が加算されるin-phase像が得られる。

参考)
肝細胞腺腫の画像診断
肝細胞癌のCT,MRI画像診断


 

55,
クッパー細胞に取り込まれて造影効果を発揮するのはどれか。1 つ選べ。
a イオパミドール
b フェルカルボトラン
c 塩化マンガン四水和物
d ガドキセト酸ナトリウム
e ガドペンテト酸メグルミン

55の解答:b

・肝特異性造影剤®リゾビスト(SPIO:Superparamagnetic iron oxide)の一般名を答えよという問題。フェルカルボトラン。

・ガドキセト酸ナトリウムはEOBの一般名。

・塩化マンガン四水和物は、MRCPで用いる経口造影剤(ボースデル®)の一般名。

参考)富士フィルムRIファーマ株式会社HP

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