問題原本はこちらからご覧ください。
36,
胸部 CT にて右肺 S8 に最大径 8 cm 大の腫瘤影を認め,原発性肺癌が疑われた。腫瘤影
は胸膜に接していない。その他,明らかな病変は認めない。
肺癌取扱い規約の T 分類として正しいのはどれか。1 つ選べ。
a T1a
b T1b
c T2a
d T2b
e T3

36の解答:e

LKkiyaku


 

37,
閉塞性細気管支炎の CT 所見として正しいのはどれか。2 つ選べ。
a 肺容積低下
b 肺血管の狭細化
c tree-in-bud pattern
d びまん性すりガラス陰影
e 肺野のモザイク状吸収域

37の解答:b,e
閉塞性細気管支炎のCT画像所見

肺血管の狭小化を伴った透過性亢進
モザイクパターン
・中枢側気管支拡張
・小葉中心性の分岐線状影。


 

38,
肺疾患として喫煙と関連が深いのはどれか。2 つ選べ。
a 肺胞微石症
b リンパ脈管筋腫症
c 急性好酸球性肺炎
d 肺 Langerhans 細胞組織球症
e 多発血管肉芽腫症(Wegener 肉芽腫症)

38の解答:c,d
喫煙関連肺疾患

・喫煙が原因→肺気腫、慢性気管支炎、呼吸細気管支炎関連間質性肺病変(RB-ILD)、剥離性間質性肺炎(DIP)、ランゲルハンス細胞組織球症(LCH)

・喫煙と強い相関→特発性肺線維症、気腫合併肺線維症(CPFE)、肺癌(扁平上皮癌・小細胞癌)

急性好酸球性肺炎

喫煙の開始時期や再開時、風邪薬の服用などが契機となる。

・若年者に多く、急性発症の呼吸苦および発熱を伴う事が多い。

・CTでは典型的な間質性肺水腫像を基本とする。

スポンサーリンク

39、
肺感染症として右肺中葉や左肺上葉舌区に好発するのはどれか。1 つ選べ。
a 気道散布結核
b レジオネラ肺炎
c 非結核性抗酸菌症
d マイコプラズマ感染症
e クリプトコッカス感染症

39の解答:c

参考)非結核性抗酸菌症の画像診断


 

40,
縦隔腫瘤について正しいのはどれか。2 つ選べ。
a 気管支原性囊胞は,後縦隔に好発する。
b 胸郭内甲状腺腫は,石灰化を含むことが多い。
c 奇形腫の穿破では,胸水や心囊水の貯留をきたす。
d 胸腺腫と胸腺癌は,FDG-PET の集積が同程度のことが多い。
e 神経鞘腫で Antoni B 型の部分は,MRI の T2 強調像で低信号を示す。

40の解答:b,c

a: ×:気管支原性囊胞→中縦隔。
b,c:◯

d:×:胸腺腫 、胸腺過形成、胸腺癌でFDG集積の程度に有意な差異が見られ、胸腺癌では強い集積を呈する。(A KUMAR,et al.Ann Nucl Med 23:569-577,2009)

e:×:Antoni type AはT1WIやや高信号、T2WI低信号。Antoni type Bは豊富な粘液基質を反映してT1WI低信号、T2WI信号。

参考)胸郭内甲状腺腫のCT画像診断

2014年問題トップに戻る。



スポンサーリンク



関連記事はこちら