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問題原本はこちらからご覧ください。

16,
上咽頭癌の TNM 分類において T4 となる進展領域はどれか。2 つ選べ。
a 眼窩
b 副鼻腔
c 下咽頭
d 頭蓋底(骨)
e 傍咽頭間隙

16の解答:a,c

T2:e
T3:b,d

上咽頭癌の病期分類

上咽頭癌T分類(UICC 2009)

T1 上咽頭に限局 or 中咽頭 and/or 鼻腔進展
T2 傍咽頭間隙に進展*
T3 頭蓋底骨組織 and/or 副鼻腔に進展
T4 頭蓋内進展 and/or 脳神経・下咽頭・眼窩 or 側頭下窩・咀嚼間隙に進展

*傍咽頭間隙への進展=後外側への進展
・T2aであった中咽頭・鼻腔進展がT1へ区分
・T2は傍咽頭間隙進展で統一された。
・上咽頭癌の骨浸潤は、主に2つ。頭蓋底への直接浸潤、後方へ進展して、頸椎に進展するパターン。

※特にT2が大事
※Rosenmüller 窩への進展は傍咽頭間隙にも到達していないので、T1。


 

17,
頭頸部の拡散強調画像で高信号を示すことが多いのはどれか。2 つ選べ。
a 神経鞘腫
b 側頸囊胞
c 中耳真珠腫
d 悪性リンパ腫
e リンパ管腫(リンパ管奇形)

17の解答:c,d

参考)
真珠腫性中耳炎におけるDWIの有用性(MRI画像診断)
脳腫瘍の画像診断-質的診断から鑑別を絞る。


 

18,
成人の脊髄内腫瘍として最も多いのはどれか。1 つ選べ。
a 膠芽腫
b 上衣腫
c 血管芽腫
d 神経節膠腫
e 悪性リンパ腫

18の解答:b

参考)脊髄髄内腫瘍の鑑別診断

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19,
骨が膨脹(腫大)するのはどれか。2 つ選べ。
a 線維性骨異形成
b 骨軟化症
c Paget 病
d 骨挫傷
e 骨梗塞

19の解答:a,c
骨Paget病

・中年から高齢者に好発する。人口の1-2%。

・原因は不明。パラミクソウイルスによるslow virus infectionや遺伝子異常とも言われる。

・症状は、疼痛、局所の熱感、骨病変。頭痛は夜間に多い。

・血液検査所見では、ALP高値が見られる。また尿中ハイドロキシプロリンが上昇。

・合併症は、病的骨折や骨腫瘍の発生。罹患骨の血流増加による心肥大。

・骨Paget病に発生する腫瘍は、骨肉腫、線維肉腫、悪性線維性組織球腫。

・破骨細胞活性→溶骨性変化(初期)→造骨細胞活性が混在(中期)→造骨性変化(後期)が優位となる順に進行する。

・初期:頭蓋骨で骨硬化を伴わない大きな溶骨性変化=osteoporosis circumscripta

・後期:骨皮質の肥厚に加えて骨全体が大きくなる。椎体では、picture frameと呼ばれる骨皮質の対称性肥厚。この時期は、骨シンチで集積。

・治療はビスホスフォネート。


 

20,
脊椎骨折の画像検査について誤っているのはどれか。1 つ選べ。
a 単純 X 線撮影は 2 方向撮影が基本である。
b 単純 X 線撮影は高齢者での骨折の評価に適している。
c MRI は骨折の新旧を評価することができる。
d CT では再構成画像が骨折の形態評価に有用である。
e CT が先行した場合は単純 X 線撮影は省略できる。

20の解答:b?

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