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問題原本はこちらからご覧ください。

6.
放射線治療で起こりうる有害事象で α/β 比(LQ モデル)が大きいのはどれか。2 つ選べ。
a 脱毛
b 咽頭炎
c 脳壊死
d 白内障
e 腎硬化症

6の解答:a,b

・下記より、 α/β 比が大きい→早期反応を選べということ。a、bは早期反応。

 α/β 比

・αは直線の要素。βは曲線の要素。

・αは1つの放射線で2本鎖DNAが切断される。βは2つ。

・ α/β は放射線の種類・細胞の種類により異なる。

・細胞の種類では、早期反応が一般に α/β 比が大きく、晩期反応が小さい。

・早期反応は、皮膚(落屑)、毛包(脱毛)、口唇、大腸、睾丸、脾臓に起こりやすい。

・晩期反応は、脊髄麻痺、大脳壊死、白内障、腎機能障害、肺線維症などあり。


 

7.
通常分割照射における小腸(体積 1/3)の耐容線量(TD5/5)はどれか。1
つ選べ。
a 20 Gy
b 30 Gy
c 40 Gy
d 50 Gy
e 60 Gy

7の解答:d
放射線耐容線量

TD5/5 Gyとは5年間で5%に副作用を生ずる線量。さらに体積1/3,2/3,3/3で異なる。

・水晶体は10Gy
・腎は20Gy 腎(じん=2)
・肝は30Gy 肝(かん=さん 3)
・心臓は40Gy 心(しん=4)
・脊髄は45-55Gy これは治療のところで出てくる。脊髄は50Gyくらいと覚える。
・脳 50-60Gy
・小腸 40〜50Gy
・大腸 50〜60Gy
・皮膚 90〜100Gy
・網膜 40Gy

※皮膚は最強。脳も強い。
※小<大腸の方が強い。


8,
通常分割照射と比較した場合,加速過分割(多分割)照射で正しいのはどれか。1 つ選べ。

a 総線量が多い。
b 1 回線量が多い。
c 照射日数が多い。
d 照射期間が短い。
e 照射回数が少ない。

8の解答:d
加速過分割照射

・放射線治療と次の放射線治療との間に生じる腫瘍細胞の再増殖を阻止し、短期間で治療を終わらせることを目的としている。

・通常分割照射と比較して、総線量は同じ。1回線量は少ない。照射期間は短い。照射回数は多い

限局性小細胞肺癌などで用いられる。


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9,
電離放射線の人体への影響として正しいのはどれか。1 つ選べ。
a 発癌は確定的影響である。
b 不妊は確率的影響である。
c 白内障発生は確率的影響である。
d 発癌の悪性度は線量に依存する。
e 確率的影響に明確なしきい値は存在しない。

9の解答:e

a:確率的、b,c:確定的、d:依存しない。

参考)放射線被ばくの確定的影響と確率的影響


10,
ヨード造影剤使用の際に副作用のリスクをあげる薬剤はどれか。2 つ選べ。
a チアミン
b コルヒチン
c アスコルビン酸
d ビグアナイド系糖尿病薬
e 非ステロイド系抗炎症薬

10の解答:d,e

参考)CT造影剤(ヨード)を行なうにあたり注意すべき服用中の薬剤とは?

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