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2013年放射線科専門医試験問題&解答解説【核医学71-75】

問題はこちらから参照して下さい。

71.次の放射性同位元素の中でβ線を放出するのはどれか。2 つ選べ。
a 67Ga
b 90Y
c 99mTc
d 111In
e 131I
71. b,e
内照射療法で覚えるべきは3種類

・β線核出核種を用いて、標的組織を破壊する治療法。
甲状腺癌 131I
有痛性骨転移(除痛療法) 89SrCl2、153mSm
悪性リンパ腫 90Y-Zevalin、131I-Bexxar
・褐色細胞腫 131I-MIBG


72.放射線管理区域内で禁止されていないのはどれか。1 つ選べ。
a 排尿
b 化粧
c 喫煙
d 昼食摂取
e 缶コーヒー摂取
72. a

73.ガンマカメラの構成要素のうち,検査に応じて交換するのはどれか。1 つ選べ。
a コリメータ
b 波高分析器
c シンチレータ
d 位置計算回路
e 光電子増倍管
73. a
・目的に応じて交換する。
coli1 coli2

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74.脳血流 SPECT について正しいのはどれか。1 つ選べ。
a 脳出血では病変部が高集積となる。
b 脳腫瘍周囲の浮腫領域では血流が低下する。
c 変性性認知症では脳萎縮と脳血流低下が一致する。
d 部分てんかんの非発作時には焦点の血流が増加する。
e 広範囲の大脳半球梗塞では同側小脳半球の血流が低下する。
74. b
・脳血流SPECTは、脳腫瘍自体の血流より周辺部の血流変化を見る目的で行うことが多い。腫瘍自体にはRIは集積せず、欠損像として描出され、腫瘍周辺部の浮腫は血流低下像として描出される。
・d:てんかん非発作時には、血流減少する。
・e:反対側の小脳半球の血流が低下する。
remote effect

脳血流が増加

・脳梗塞亜急性期(贅沢)
・脳塞栓の再開通時
・発作中のてんかん(発作後もしばらくは高集積が遅延することがある。)
・脳炎

脳血流が減少

・脳梗塞(ただし亜急性期以外)
・脳出血
・左(右)被殻出血時の右(左)小脳
・発作間欠時のてんかん


 

75.後頭葉の血流低下がみられるのはどれか。2 つ選べ。
a Alzheimer 病
b Parkinson 病
c 進行性核上性麻痺
d 皮質基底核変性症
e Lewy 小体型認知症
75. b,e

変性疾患による脳血流低下部位

Pick 病前頭葉・側頭葉の血流低下 ★
・進行性核上性麻痺―両側前頭葉の血流低下
・びまん性 Lewy 小体病 ―後頭葉の血流低下
・Alzheimer 病―後部帯状回・楔前部の血流低下
・大脳皮質基底核変性症―非対称性の前頭葉・側頭葉の血流低下

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