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herniation pit

・大腿骨頚部前面の上外側にみられる類円形の骨皮質下透亮像で、両側性あるいは片側性に見られる。

・サイズは通常1cm未満で、増大することはまれ。

・比較的高齢者にみられることが多い。成人の5%に認められる。

・明らかな原因は不明だが、正常変異と認識される。ほとんどは無症状で放置してよい。

・ただし、大腿骨臼蓋インピンジメント(FAI:femoroacetabular impingement)に有意に合併することからその臨床的な意義が変わりつつある。

・類骨腫や骨膿瘍(Brodie膿傷)は類似した骨透亮像を示すが、周囲の骨硬化や骨膜反応の存在、臨床所見、骨シンチグラフイにおける高集積などから鑑別が可能。

画像所見

・単純X線写真や、CTで大腿骨前外側皮質下に骨硬化縁を伴う境界明瞭な小さな円形の透亮像として認められる。

・MRIでは病変はT1強調画像で低信号、T2強調画像で中〜高信号を示す。

症例 60歳代男性

Herniation pit

大腿骨頚部近位1/4 の外側前面に骨硬化縁を有する嚢胞性病変あり。

 

 

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