骨盤のリンパ節
子宮頸癌取り扱い規約、第3版、2012を参考に作図
傍大動脈リンパ節(para aortic node)
・腹部大動脈および下大静脈に沿うもの。
総腸骨動脈リンパ節(common iliac node)
・総腸骨動静脈に沿うもの。深外側(deep lateral)、浅外側(superficial lateral)、内側(medial)の3種に分かれる。
外腸骨リンパ節(external iliac node)
・外腸骨動脈の分岐部よりも下方で、外側あるいは、動静脈の間にあるもの。
内腸骨リンパ節(internal iliac node)
・内腸骨動脈と外腸骨動脈によって作られる、血管三角部にあるもの。
▶症例 80歳代男性 前立腺癌
鼠径リンパ節(deep inguinal node)
・外腸骨動脈が鼠径靭帯下に入る直前のもの。
閉鎖リンパ節(obturator node)
・閉鎖孔に近く、外腸骨動脈の背側で閉鎖神経との間。骨盤壁に密着している。
▶40歳代 男性 直腸癌
仙骨リンパ節(presacral node)
・内腸骨動脈より内側で直腸間膜との間にあるもの。
基靭帯リンパ節(parametrial node)
・基靭帯に関係するもの。
画像診断には全く関係のない一般人です。このプログラムを利用していて、デザイン、機能等、理解しやすいよう細かいところまで力を入れてられていて、とても素晴らしいと思います。今の人はこういうサイトがあるので幸せですね。もし今後、このソフトに加えて頂きたい機能があるとすれば、単なる興味本位ではあるかもしれませんが、表示しているCT輪切り画像が、正面立像のどのあたりにに位置(高さ)するのかが同時に表示される機能があれば素人には最高です。
お褒めのお言葉ありがとうございます。
>表示しているCT輪切り画像が、正面立像のどのあたりにに位置(高さ)するのかが同時に表示される機能があれば
仰るとおりこの機能があればよりよいものになります。
ただし、これを組み入れるには新たなプログラムが必要になりますので今後の課題とさせていただきます。
最近手が止まっていましたが、また続きをコツコツ作って行きたいと思います。