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2013年放射線科診断専門医試験問題&解答解説【46-50】

問題原本はこちらからご覧下さい。

46,

20 歳代の女性。腹痛を主訴に来院し,超音波検査で膵腫瘤を指摘された。MRI を示す。可能性が最も高いのはどれか。1 つ選べ。
a pseudocyst
b serous cystic neoplasm
c mucinous cystic neoplasm
d solid pseudopapillary neoplasm
e intraductal papillary mucinous neoplasm
46, d

・若い女性で、腹痛で発症して、膵尾部に出血を有する腫瘤といえばこれ。

参考)Solid-pseudopapillary neoplasm(SPN,SPT)の画像診断、画像所見


 

47,

50 歳代の女性。検診の腹部超音波検査で膵腫瘤を指摘され精査となった。
腹部 CT と腹部 MRI を示す。
この疾患について正しいのはどれか。1 つ選べ。
a 膵内副脾に合併する。
b 外傷後に生じやすい。
c 出血をきたしやすい。
d 主膵管と交通がある。
e 卵巣様間質を有する。
47, e

・中年女性に膵体部にみかんを真ん中で切ったような嚢胞性病変といえばMCN。尾部では主膵管の拡張あり。

参考)粘液性嚢胞性腫瘍の画像診断(MCN:mucinous cystic neoplasm)MCT


 

48,

70 歳代の男性。腹部不快感を主訴に来院した。腹部造影 CT と小腸造影を示す。
本症例について誤っているのはどれか。1 つ選べ。
a 縦走潰瘍を認める。
b 内腔は拡張している。
c 病変の伸展性は比較的良い。
d 病変近傍にリンパ節腫大を認める。
e FDG-PET では高集積となると予想される。
48, a

・小腸のaneurysmal dilatation。腫瘤はあるのに比較的やわらかく、腸管に狭窄やイレウスを伴わない。小腸の悪性リンパ腫を強く疑う所見。

・腫瘍による自律神経叢の破壊や固有筋層の置換によってこのような形態を呈する。

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49,

50 歳代の女性。検診で肝機能障害を指摘され,腹部超音波検査で肝右葉に結節性病変を認めた。ダイナミック CT を示す。可能性が最も高いのはどれか。1 つ選べ。
a 肝細胞癌
b 肝血管腫
c 肝細胞腺腫
d 肝血管筋脂肪腫
e 肝限局性結節性過形成
49, b

・典型的。

参考)肝血管腫のCT、MRI画像診断、症状


 

50,

60 歳代の女性。近医より骨盤内腫瘤の疑いで紹介され,精査となった。腹部造影 CT と骨盤部 MRIを示す。可能性が最も高いのはどれか。1 つ選べ。
a 小腸 GIST
b デスモイド
c 子宮筋腫
d 大網転移
e 卵巣粘液性囊胞腺癌
50, a

・腸間膜内・小腸の外に造影効果を有する境界明瞭な充実性腫瘤あり。矢状断では腸間膜と連続性あり。

参考)GISTの画像診断

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