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2011 62について。
62.MRI ガドリニウム造影剤について正しいのはどれか。2 つ選べ。

a 乳幼児には使用できない。× 綿密な検討後にのみ投与。慎重投与。乳児に関しては「使用経験が少ない」、幼・小児に関しては「慎重投与」、となっているため。添付文書から考えるとこの「乳幼児」という乳児を含んでいる表現はきわめて微妙。

b 腎機能低下症例では禁忌である。× 添付文書によると、「重篤な」腎機能低下例には禁忌。単に腎機能低下症例は慎重投与になっている。

c 分布領域の T2 値は短縮されない。× T1値は短縮される、緩和効果がある=見やすくなるということ、なので造影ではT1が使われる。しかし、画像には影響がないが、少なからずT2短縮効果はある。

d 投与後 24 時間以降は授乳してもよい。○

e 高濃度になると T1 強調像での信号が低下する。○ 撮影部位ごとに至適濃度によって用量が設定されており、至適濃度を上回っても下回っても、T1の信号は低下するため。
(用法・用量)通常:0.2ml/kg(濃度として0.1mmol/kg)、腎臓:0.1ml/kg(濃度として0.05mmol/kg)、下肢MRA:0.4ml/kg(濃度として0.2mmol/kg)

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2011 66について。
66.原発性肝癌の患者が肝動脈化学塞栓術中に,「つらい」と訴え苦悶様を呈した。血圧低下(120→80 mmHg)と脈拍低下(80→51 回分)を認める。対処として適切なのはどれか。1 つ選べ。

a 動注続行 ×

b 経過観察 △〜○

c 酸素投与開始 ×〜△

d アドレナリンの投与 ×

e 硫酸アトロピン静注 ○〜△

血圧が低下しているのに脈も下がっているのがポイント。迷走神経反射。
普通は経過観察でもよい。アンギオ経験豊富なうちの部長の現場の解答はbです。
ただ、問題出題者の意図を汲み取るとeを選ばせたいのかなと思います。

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2011 68について。
68.肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓術(TACE)について正しいのはどれか。1 つ選べ。

a 早期肝細胞癌は良い適応である。×

b 下横隔動脈の塞栓は禁忌である。×

c 血清ビリルビン値 3 mg/dl は禁忌である。× 通常は3以下が適応となるが、場合によっては慎重な管理下でなされるので、禁忌は言い過ぎ。Child分類で見られることが多く、Child Cでなければ3以上でもする。

d 門脈腫瘍栓合併肝細胞癌に対しては禁忌である。×〜△門脈本幹では禁忌だが。

e 肝細胞癌破裂でショック状態にある患者は良い適応である。 ×

「ショック状態」とわざわざ記載があるので、まずショック状態を改善させることが優先でしょう。補液、輸血して、ショック状態を改善させて、TAEを行ないます。HCC ruptureにはTAEは行いますが、この表現だと×ということになると思います。とすると、dにおいて、「門脈本幹」という記載が抜けてはいますが、dを○にせざるを得ません。

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