Sponsored Link

2010年放射線科専門医試験問題&解答解説【41-45】診断

問題原本はこちらからご覧ください。

41,

被虐待児症候群(battered child syndrome)の画像所見として頻度が低いのはどれか。1 つ選べ。
a 硬膜下血腫
b 消化管穿孔
c 頭蓋骨骨折
d 眼窩吹き抜け骨折
e 時相の異なる全身の多発骨折
41, d

・b:腹部では小腸の損傷が最多。

参考)放射線科専門医頻出問題 診断【小児科】


 

42,

Wilms腫瘍が合併する頻度が高いのはどれか。2 つ選べ。
a 第 4,5 中手骨短縮
b 無虹彩症
c 片側肥大症
d 皮膚の café-au-lait spots
e 脳の血管芽細胞腫
42,b,c

a 第 4,5 中手骨短縮は偽性副甲状腺機能亢進症に見られる。

d 皮膚の café-au-laitspotsは神経線維腫症1型(NF-1)に見られる。

e 脳の血管芽細胞腫はVon-Hippel-Lindau病に見られる。


 

43,

年齢と X 線写真の所見との組み合わせで病的なのはどれか。1 つ選べ。
a 生後 3 時間 ――直腸内ガスの欠如
b 生後 12 時間 ――胃小腸内ガス
c 乳 児 ――腸腰筋陰影同定不良
d 乳 児 ――両側上顎洞含気不良
e 2 歳児 ――大泉門開存
43, e

・大泉門は生後 1 年半〜 2 年かかる。小泉門は3ヶ月。

消化管のガス

・生後 1 時間→小腸
・3~4 時間→盲腸
・11 時間→S 状結腸

・上顎洞は 7 歳頃より発達する。

Sponsored Link

44,

小児の原発性心臓腫瘍の中で頻度が高いのはどれか。1 つ選べ。
a 線維腫
b 奇形腫
c 粘液腫
d 血管腫
e 横紋筋腫
44, e
心臓腫瘍

・小児では9割が横紋筋腫(うち5割は結節性硬化症に合併)。>>奇形腫、線維腫、血管腫
・成人では5割が粘液腫。心房中隔から発生し、茎を有する。


 

45,

陳旧性心筋梗塞患者における心筋バイアビリティ評価に有用な検査はどれか。2 つ選べ。
a 冠動脈 CTA
b 造影 MRI 遅延相
c 心筋 FDG-PET
d X 線冠動脈造影
e ピロリン酸心筋シンチグラフィ
45, b,c

・a,cは冠動脈の評価に有用。

・eは急性期心筋梗塞の診断に有用。

2010年問題のトップに戻る

Sponsored Link

 

関連記事はこちら