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DNA損傷と修復 2009年くらいまでは細かい

・放射線による DNA 損傷で修復が最も困難なのは2本鎖切断

・DNAの二本鎖切断は放射線以外でも発生する。
※温熱療法、DNAクロスリンキング剤、活性酸素などによっても発生する。

・放射線によって引き起こされるDNA2本鎖切断は「相同組換え修復」「非相同末端結合修復」で修復される。

・DNA二本鎖切断に対して、DNA-PK(DNA-dependent protein kinase)が活性化され、修復機構が働く。

・放射線によってDNA損傷が引き起こされると、癌抑制遺伝子p53を介してアポトーシスが誘導される。

Waf1(p21)は細胞周期チェックポイントに関与している細胞周期制御蛋白である。

Bcl-2はp53遺伝子に依存することなくアポトーシスの促進と抑制を制御している。

毛細血管拡張性運動失調症患者では、DNA2本鎖切断の修復機構に変異があり放射線感受性である。

色素性乾皮症の患者は「ヌクレオチド除去修復」機構を欠いた遺伝病であるため、紫外線高感受性である。

・DNA2本鎖切断の修復には相同DNAの存在が必要であり、細胞周期のS〜G2期に限られる。

・電離放射線によるDNA損傷には、塩基損傷、塩基遊離、架橋形成、鎖切断がある。

・ 亜致死障害からの回復(SLD回復)にはDNA2本鎖を相同組換え修復系が修復した結果生き返る。1回照射の線量を2回に分けると細胞生存率の上昇が起きる減少。SLD回復は一般に5-6時間で完了する。

・潜在的致死障害の回復(PLD回復)は照射後環境変化で細胞生存率が上昇するもの。この回復が起きやすい環境は、低温、低栄養、低酸素状態など細胞が増殖しにくい状態におかれたときである。

 

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