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硬膜下蓄膿(硬膜下膿瘍)(subdural empyema)

・まれだが、死亡率が高い。

・急速に進行しうる脳外科的緊急疾患であり、髄膜炎の合併症の1つだが、髄膜炎と診断されて、臨床診断がしばしば遅れる。

・硬膜下蓄膿は副鼻腔炎や中耳炎の頭蓋内の波及によって生じる事が多い。他、髄膜炎、乳突洞炎、外傷など。

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・15%の症例で硬膜外膿瘍と硬膜下蓄膿が合併。5%に脳膿瘍を合併。

・症状は、大部分に発熱、頭痛。

・治療は広範囲開頭下でドレナージ。抗菌薬。

画像所見

・硬膜下腔に髄液と異なる信号の液体貯留を頭蓋と脳実質の間に三日月状もしくは凸レンズ型で認め、脳脊髄液より高信号であることが多い。被膜に造影効果を認める。

DWIにて著明な高信号を呈する事が多い。脳膿瘍と同様。(参考:硬膜外膿瘍では、硬膜下膿瘍ほど高信号にならないことが多い。)

・隣接する脳実質に静脈うっ滞による浮腫や梗塞を合併する。

症例 80歳代女性 抜歯後。

subdural empyema

左上顎洞炎あり。下壁に骨欠損あり。同部からの感染の疑い。大脳鎌や前頭部の硬膜下および脳内にDWIにて異常な高信号を認めている。硬膜下蓄膿および脳炎を疑う所見。副鼻腔炎の波及が疑われる。

症例 30歳代男性 動画で学ぶ硬膜下蓄膿(硬膜下膿瘍)

▶キー画像

subduralempyema subduralempyema1 subduralempyema2

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