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腎実質内の石灰化の鑑別

・腎の石灰化は、皮質・髄質・腎盂腎杯のどこに石灰化を認めるかで鑑別する。髄質〜腎盂腎杯の石灰化が95%と大部分!!

腎皮質の石灰化
  • 慢性糸球体腎炎
  • 腎結核
  • 腎梗塞後
  • 急性皮質壊死
  • Alport症候群
  • 移植腎萎縮
腎錐体部の石灰化

※高カルシウム血症または尿症において尿細管内や腎実質に石灰沈着を生じる。原則として腎機能障害がある。乳頭(集合管)のすべてあるいは一部に石灰化あり。

  • 副甲状腺機能亢進症
  • 甲状腺機能亢進症
  • 遠位型尿細管アシドーシス:原因として、シェーグレン症候群、SLE、PSCなど。
  • 腎石灰化症
  • サルコイドーシス
  • Cushing症候群
  • Batter症候群
  • 腎乳頭壊死
  • 海綿腎(狭義の腎髄質石灰化には含まれない。拡張した乳頭内に結石が多発。)→海綿腎のCT所見
症例 30 歳代の女性。シェーグレン症候群。

Renal medulla calc2012年放射線科診断専門医試験問題49より引用。

両側の腎髄質に石灰化あり。シェーグレン症候群があり、遠位尿細管アシドーシスを疑う所見。
腎盂・腎杯の石灰化
  • 副甲状腺機能亢進症
  • サルコイドーシス
  • Cushing症候群などの高カルシウム血症
腎動脈瘤に伴うもの
  • 腎門部の輪状
  • 線状石灰化
腎結核
腫瘤の石灰化
  • 嚢胞
  • 血腫
  • 腎癌
  • 腎盂癌
  • 黄色肉芽腫性腎盂腎炎など

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