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2013年放射線科専門医問題&解答解説【診断66-70】

問題はこちらから参照して下さい。

66.
IVR 施行中に徐脈と血圧低下が認められた。静注する薬剤として適切なのはどれか。1 つ選べ。
a ステロイド
b テオフィリン
c アドレナリン
d 塩酸リドカイン
e 硫酸アトロピン
66. e
これも過去問(2011)にあり。今回の問題の方が素直。迷走神経反射。

 

67.
MRI のアーチファクトでないのはどれか。1 つ選べ。
a リングアーチファクト
b 折り返しアーチファクト
c ジッパーアーチファクト
d クロストークアーチファクト
e トランケーションアーチファクト
67. a
・リングアーチファクトはCTのアーチファクト。
CTのアーチファクト

・モーションアーチファクト
・金属アーチファクト
・リングアーチファクト:装置の特性や故障に起因するアーチファクト
・partial volume effectによるアーチファクト
・X線の線質であるビームハードニングやファン角、コーン角に起因するアーチファクト
・ヘリカルアーチファクト:ヘリカル軌道の補間再構成で生じる。

・このほか、画像の形状から名前が付けられるものには、階段状アーチファクト、風車状アーチファクトがある。


 

68.
上腹部の解剖で正しいのはどれか。2 つ選べ。
a 腹側膵は背側膵より大きい。
b Santorini 管は Vater 乳頭に開口する。
c Winslow 孔は門脈の背側に位置する。
d 総胆管は膵頭部内の背側を走行する。
e 胆囊は肝左葉外側区と方形葉の境界に位置する。
68. c,d
a. 背側膵が大きい。
b. Santorini管は副膵管に開管。
divism1
c.  Winslow孔は、肝尾状葉直下で、門脈と下大静脈の間にある。
d. 総胆管は膵頭部内の背側を走行する。左側にはuncusあり。
CBD
e. 胆嚢は方形葉と右葉の間に位置する。方形葉はS4(内側上下区域)のこと。
GB1 GB2

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69.
副腎腺腫と肺癌副腎転移の鑑別のための検査情報として有用性が低いのはどれか。1 つ選べ。
a FDG-PET の SUV
b 単純 CT での CT 値
c 造影ダイナミック CT の washout ratio
d MRI の拡散強調像の ADC 値
e MRI の in-phase 像と out-of-phase 像の信号差
69. d

70.
造影検査と造影剤の組み合わせで適切でないのはどれか。1 つ選べ。
a 注腸造影 ―――――― 硫酸バリウム
b 嚥下造影 ―――――― 経口用水溶性ヨード系造影剤
c 脊髄腔造影 ――――― 等浸透圧非イオン性ヨード造影剤
d 子宮卵管造影 ―――― 油性ヨード造影剤
e CT コロノグラフィ ―― 二酸化炭素
70. b
・嚥下造影には、通常は,消化管造影検査用の硫酸バリウムを用いる。
経口用水溶性ヨード系造影剤はガストログラフィンのこと。
・消化管穿孔が疑われる場合、硫酸バリウムは禁忌で、ガストログラフィンを用いる必要がある。
・しかし、誤嚥の可能性がある場合は、ガストログラフィンは浸透圧が高く、肺水腫の危険があり、使わない。

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