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2013年放射線科専門医問題&解答解説【診断56-60】

問題はこちらから参照して下さい。

56.

子宮頸癌の臨床進行期分類(FIGO)として誤っているのはどれか。1 つ選べ。
a 病巣が 5 cm で頸部に限局する場合は,IB2 期である。
b 傍子宮結合組織浸潤があった場合は,IIB 期である。
c 腟壁浸潤が下1/3に達する場合は,IIIA 期である。
d 水腎症があれば,IIIB 期である。
e IVB 期の診断には,膀胱鏡検査が必要である。
56.e
a. ○ Ⅰ期は子宮頚部に限局。Ⅰbは4cmを超える。なので○。
b. ○ 定義通り。
c. △ 膣壁下1/3に達するが骨盤壁へは達していないのがⅢA期。骨盤壁の記載は問題文にはないが…。
d. ○ 骨盤壁に達する、または明らかな水腎症/無機能腎を認めるのがⅢB。
e. × ⅣB期とは小骨盤腔を超えて広がる。膀胱への浸潤がⅣA期なので、膀胱鏡では足りないのでしょう。

57.
膵内分泌腫瘍と膵漿液性囊胞腺腫の鑑別診断法として最も有用なのはどれか。1 つ選べ。
a 超音波検査
b ダイナミック CT
c MRCP
d ERCP
e 血管造影
57. c
・漿液性は水なので、MRCPにて水の高信号を呈する。内分泌腫瘍がいくら嚢胞を伴っても水の高信号ではない。

58.
MRI の T2*強調像が診断に有用なのはどれか。1 つ選べ。
a 脂肪肝
b 慢性肝炎
c Wilson 病
d 肝ヘモジデローシス
e 肝サルコイドーシス
58. d
・過去問通り。

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59.
膵囊胞性腫瘍について正しいのはどれか。2 つ選べ。
a 漿液性囊胞腺腫の石灰化は中心部に多い。
b 粘液性囊胞腫瘍は若年女性に好発する。
c 粘液性囊胞腫瘍は主膵管と交通することが多い。
d 膵管内乳頭粘液性腫瘍の分枝型は主膵管型より悪性度が高い。
e 膵管内乳頭粘液性腫瘍のある膵臓には通常型膵癌が合併しやすい。
59. a,e
・過去問通り。

 

60.
骨盤腹膜炎について誤っているのはどれか。1 つ選べ。
a 不妊の原因になる。
b 卵巣の腫大を伴うことが多い。
c 慢性期には下痢や便秘がみられる。
d 膣からの上行感染によることが多い。
e 子宮内避妊器具の長期装着症例では大腸菌感染が多い。
60.  e
・子宮内避妊器具の長期装着症例では放線菌感染が多い。
・骨盤腹膜炎では、卵管炎(卵管は骨盤内臓器で最も炎症が起こりやすい。)から卵巣炎に至ると、卵巣は腫大し、造影効果の増強を認めるようになる。

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