2013年放射線科専門医問題&解答解説【診断51-55】

問題はこちらから参照して下さい。

51.
進行性大腸癌を疑う CT 所見はどれか。2 つ選べ。
a beak sign
b whirl sign
c overhanging edge
d eccentric stenosis
e cobblestone appearance

51. c,d

2014/8/15 某大学病院O先生より指摘あり修正。
c. ×→○ 痛風で見られる。…。Overhanging edgeは腫瘍境界部に癌腫が周囲粘膜を圧排挙上するように発育するため認められる注腸の像。(痛風における境界明瞭な骨びらんを意味するレントゲン所見にも動揺のフレーズが使われる)
d.×→○ eccentric stenosisで検索すると血管ばかり出て来ますが…。
参考)ESRのEPOS
e.× これはクローン病。

 

52.
Gd-EOB-DTPA 造影 MRI の肝細胞相において,周囲肝実質と同程度に EOB を取り込む可能性が最も低いのはどれか。1 つ選べ。
a 肝細胞癌
b 肝細胞腺腫
c 大腸癌肝転移
d 限局性脂肪沈着
e 限局性結節性過形成
52. c
・green hapatomaではHCCでも肝細胞相で取り込むので。肝細胞に取り込まれるため肝細胞由来でないものは、取り込まれない。c以外は肝細胞がbaseにあるため取り込まれる可能性がある。

 

53.
大腸壁のび漫性肥厚をきたしにくいのはどれか。1 つ選べ。
a 大腸憩室炎
b 偽膜性腸炎
c 好酸球性腸炎
d 過敏性大腸炎
e カンピロバクター腸炎
53. a
・消去法です。憩室炎でも局所的にびまん性の来しうる。結腸炎にくらべてその範囲、長さが小さい。

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54.
ガドリニウム造影剤使用のリスクが最も低いのはどれか。1 つ選べ。
a 透析患者
b 気管支喘息患者
c 妊娠第 16 週の妊婦
d 慢性腎臓病 stage 4,5 患者
e メトホルミン投与中の糖尿病患者
54. e
・メトホルミン投与で注意するのはヨード造影剤。腎不全患者や気管支喘息患者には禁忌。

 

55.
IgG4 高値と関連が最も低いのはどれか。1 つ選べ。
a 間質性腎炎
b 仙腸関節炎
c 後腹膜線維症
d 慢性甲状腺炎
e 自己免疫性膵炎

55. b

・他は関連あり。
参考記事)IgG4関連疾患

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