2013年放射線科専門医問題&解答解説【診断26-30】

問題はこちらから参照して下さい。

26.
Time of flight MR angiography において高信号なのはどれか。1 つ選べ。
a 脳実質
b 脈絡叢
c くも膜顆粒
d 下垂体後葉
e 内耳リンパ液
26. d

参考)くも膜顆粒のCT,MRI画像はこれ!役割は?


 

27.
神経線維腫症 II 型に合併するのはどれか。2 つ選べ。
a 髄膜腫
b 上衣腫
c 星細胞腫
d 視神経膠腫
e 神経線維腫
27. a,b

2012年27番とほぼ同じ問題。


 

28.
若年性血管線維腫で正しいのはどれか。1 つ選べ。
a 被膜を有する。
b 女性に好発する。
c 蝶形骨洞に発生する。
d 翼口蓋窩が拡大する。
e 術前に生検が必須である。
28. d
若年性血管線維腫

翼口蓋窩付近の後鼻腔組織から発生するきわめて血流豊富な腫瘍。

・ほとんどが10歳台の男性で,鼻出血や鼻閉を主訴とする。

・組織的には良性腫瘍であるが局所浸潤性が強いため。生検は危険。画像診断の果たす役割が大きい疾患。

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29.
耳下腺腫瘍の画像診断において正しいのはどれか。2 つ選べ。
a 多形腺腫は被膜を認める。
b 悪性リンパ腫は高い ADC 値を示す。
c 耳下腺内に腫大リンパ節を認めることはない。
d 下顎後静脈は顔面神経の位置の推定に有用である。
e Warthin 腫瘍はダイナミック MRI で漸増性の造影パターンを示す。
29. a,d

・e:ワルチンは造影効果は乏しい。漸増性に造影されるのは多形腺腫。

▶下顎後静脈を動画で理解する。


 

30.
T2 強調像で低信号を呈するのはどれか。1 つ選べ。
a 上顎癌
b 急性副鼻腔炎
c 副鼻腔真菌症
d 術後性頬部囊胞
e 若年性血管線維腫
30. c

・頻出問題。鉄・マンガンを沈着するため。

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