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内側半月板のバケツ柄状断裂

  • 距離の長い全層の長軸断裂(longitudinal tear)がバケツ柄断裂に進行することがある。
  • 内側半月板の発生が圧倒的に多い。
  • 断裂により辺縁部から分離した中央部分(バケツの柄に相当)は顆間窩よりに移行する。ここに大腿骨加重面が入り込むと膝のlockingの原因となる。

fIipped meniscus,double peak3

  • 特徴的な像を示し、サイン名がつけられている。
double PCL sign
  • 半月板のバケツ柄断裂で、顆間部へ変位した断裂片がPCLの下方に存在し、あたかも2本のPCLがあるようにみえる。
症例 30 歳代の男性。左膝痛を訴えて来院した。

double PCL sign2007年放射線科診断専門医試験問題20より引用

ともにT2WI。冠状断像において、内側半月板を認めず、内側関節裂隙を関節液貯留と思われる高信号あり。顆間部に変位した内側半月板 ( 断裂片 ) あり。一方、矢状断像では、本来のPCLの下側に、あたかもPCLが二本あるかのように、断裂片が偏位しており、いわゆるdouble PCL signを呈している。内側半月板のバケツ柄断裂を疑う所見。
fIipped meniscus,double peak
  • バケツ柄断裂の断裂が限局した場合に、「柄」の部分は対側に移行し、既存の半月板に重なることもある。この場合、矢状断で断裂部分は空虚で、異常に大きな2倍ちかくの高さをもつ半月板や「2つ並んだpeak」がみられることがある。

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