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肝のびまん性高吸収の鑑別

・単純CTにおいて肝臓の吸収値が異常に高い(=白い)場合(85HU以上)には、原子番号が高い元素(鉄,金,銅,ヨードなどの金属)や高分子化合物が沈着していることが考えられる。

・糖原病ではびまん性の高吸収になることも低吸収になることもある。

びまん性の肝実質の高吸収の鑑別診断

金属沈着が原因

  • 鉄:へモジデローシス、ヘモクロマトーシス
  • 金:金コロイド療法後、抗リウマチ薬
  • 銅:Wilson病など
  • ヨード:アミオダロン(抗不整脈薬)やリピオドール注入後
  • シクロフォスファミド服用(抗悪性腫瘍剤)
  • ガドリニウム:MRl造影剤
  • トリウム:トロトラスト(X線造影剤)

高分子沈着が原因

  • 糖原病など

その他

  • ヒ素やタリウムでも高吸収になると言われている。
症例 70歳代女性 常用薬にアミオダロンあり。

amyo

参考)肝胆膵の画像診断―CT・MRIを中心に (『画像診断』別冊KEY BOOKシリーズ) 

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