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骨折について 2011

・解放骨折は感染を合併しやすい。

舟状骨近位骨折は骨壊死を合併しやすい。
※背側・橈側からの栄 養血管は,遠位を除く70~80%の領域を養い舟状骨の中1/3よりはいるため, これより近位側での骨折では近位骨片の骨壊死の頻度が高い。

・脱臼骨折は骨端部骨折と脱臼の合併である。○

・裂離骨折は腱・靱帯付着部が剥がされた骨折である。○

・骨挫傷は海綿骨の微小骨折に伴う骨髄の二次変化である。
※骨挫傷には、2種類ある。ひとつは外から受けた衝撃により、骨の骨髄に血がたまる状態のこと。もうひとつは骨の内部にある(スポンジのような構造をした)海綿骨と呼ばれる部分が骨折している場合。

骨端に生じる 頻出!

・軟骨芽細胞腫

・骨巨細胞腫

※骨幹端→単純性骨嚢胞、骨軟骨腫、骨肉腫
※骨幹→非骨化性線維腫、線維性骨形成症、類骨骨腫、多発性骨髄腫

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骨硬化像を来すもの

骨肉腫

溶骨性変化を示すもの、骨硬化性変化を示すもの、両者の混合するものに分類され、中でも混合型が多い。

骨 Paget 病慢性期

破骨細胞活性→溶骨性変化→造骨細胞活性が混在→造骨性変化が優位となる順に進行する。

10 歳未満で発症しやすい 2011

神経芽腫の骨転移 ○ 0-10歳

Langerhans 細胞組織球症 ○ 0-15歳

※他には、骨線維性異形成症 (osteofibrous dysplasia, ossifying fibroma of long bone)は0-15歳以下の小児に発症。 脛骨によく発症。

副甲状腺機能亢進症で認められるのは 2011

骨膜下骨吸収

軟部組織の石灰化

副甲状腺機能亢進症

  • PTHの過剰分泌
  • 破骨細胞の活性化
  • 全身骨で骨吸収が亢進=骨膜下骨吸収、皮質骨内骨吸収
  • 褐色腫
  • 硬化性変化の混在=ラグビーユニフォーム状脊椎

※多層性骨膜反応は、ユーイング肉腫にて反応性骨新生が“タマネギの皮様”の外観を呈することがある。他、慢性骨髄炎、Garreの骨髄炎。
Looser’s zone(偽骨折)骨軟化症
Erlenmeyer flask 変形は骨幹端の漏斗化に障害(骨幹端のモデリング異常)を生じたときに見られるが、大理石病やPyle 病・Gaucher’s disease・サラセミアなどでも見られる。

椎体

脊椎すべりについて
分離すべりL5が80%、L4が10%。10代の男子でスポーツする人に多い。神経根症状をきたし易い。

変性すべりL4 に最も多い。高頻度、高齢の女性に多い。馬尾症状をきたし易い。

・先天性脊椎すべりは 先天的なS1椎と関節突起の形成不全により、L5椎のきわめて高度なすべり症が生じる。
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膝関節

【ACL断裂の二次所見(頻出)】
脛骨の前方偏位(>5mm) =anterior drawer sign
後十字靭帯のbuckling sign、bowing of PCLPCLが背側凸に屈曲(たわむ)
大腿骨外側顆および脛骨高原背側の骨挫傷=kissing contusion
脛骨高原外側の裂離骨折=Segond fracture

【半月板】
・円板状半月板は外側半月板に起こる。
・内側半月板のバケツ柄断裂でdouble PCL signがみられる。
・内側半月板のバケツ柄断裂でabsent bow tie sign が見られる。

※矢状断像で半月板中節のbow tie状(蝶ネクタイ)の形態が欠如,または1スライスのみしか見られないという所見

・大腿骨内側顆の特発性骨壊死は内側半月板断裂を合併しやすい。

裂離骨折

好発部位 付着する筋
坐骨結節(D) ハムストリング=後大腿筋群(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)
上前腸骨棘(B) 縫工筋、大腿筋膜張筋
下前腸骨棘(C) 大腿直筋
恥骨結合(E)(and恥骨下枝) 内側大腿筋群(長・短内転筋、薄筋)
腸骨稜(A) 腹筋群
小転子 腸腰筋
大転子 中・小臀筋、内閉鎖筋、双子筋、梨状筋

仙腸関節の開大

・仙腸関節の開大は外傷による靭帯損傷、靭帯付着部の炎症(enthesopathy),骨びらん,骨吸収などによって生じる。

強直性脊椎炎:びらんが小さく切手のふち様。

乾癬性関節炎:非対称性。

腸炎性関節炎炎症性腸炎に合併。対称性。

副甲状腺機能亢進症:骨吸収により開大する。

肩関節

・腱板断裂最多は棘上筋

Hill-Sachs lesion=上腕骨頭の外側後部の陥没骨折。

・骨性Bankart lesionは肩甲骨の関節窩下縁の骨損傷。

肘関節

離断性骨軟骨炎上腕骨小頭に起こる。

手根骨

Kienböck 病では月状骨の硬化性変化をきたす。(つきーんべっく)

MRI で液面形成(fluid-fluid level)を認める 2011

・軟骨芽細胞腫

・海綿状血管腫

・動脈瘤様骨囊腫

・血管拡張型骨肉腫

※内軟骨腫は誤りを選ばせる問題。内軟骨腫の内は内気の内。と覚える。

骨髄浮腫を伴う疾患

・周囲の骨髄や軟部組織に浮腫性変化を伴う良性腫瘍は、悪性腫瘍と紛らわしいことがある。質的診断には臨床所見や単純写真所見を十分に考慮する必要あり。

•軟骨芽細胞腫
•類骨骨腫
•好酸球性肉芽腫
•疲労骨折(ストレス骨折)
•Brodie 膿瘍
・ 内軟骨腫気なので、おとなしい。骨髄浮腫も、液体貯留も伴わない。

その他

Langerhans組織球症扁平椎が起こる。

動脈瘤様骨囊腫で膨張性の溶骨性変化が起こる。

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