胆道癌の分類
・胆管癌(3つから以下の2つに変わった)
- 肝門部領域胆管癌
- 遠位胆管癌
・胆嚢癌
・乳頭部癌
胆管癌
- 肝門部領域胆管癌
- 遠位胆管癌
の2部位にわけられるように変更となった。
- 肝門部胆管癌は、一次分枝まで。
胆道癌の病理肉眼分類
- 乳頭型
- 結節型
- 平坦型
胆道癌の病理組織分類
・神経内分泌腫瘍(Neuroendocrine neoplasm(NEN))が導入された。
胆道癌の前癌病変、非浸潤性腫瘍病変
- 胆管内上皮性腫瘍 Biliary intraepithelial neoplasm (BilIN)
- 胆道内乳頭状腫瘍 Intraductal papillary neoplasm of bile duct(IPNB)
- 胆嚢内乳頭状腫瘍 Intracystic papillary neoplasm of bile duct(ICPN)
胆道内乳頭状腫瘍 Intraductal papillary neoplasm of bile duct(IPNB)
・拡張した胆管内に発育する乳頭状腫瘍。
・肉眼的に同定可能な病変。
・粘液の過剰分泌を正常胆管、慢性の胆管障害に発生。
・組織学的に、乳頭状の高分化な上皮系腫瘍。
嚢胞性腫瘍性病変(2つ)
- 嚢胞形成性IPNB
- 粘液嚢胞性腫瘍MCN
嚢胞性IPNB
・卵巣様間質がない。
・プロゲステロン、エストロゲン受容体の発現がない。
・胆管腔と連続している。
胆嚢内乳頭状腫瘍 Intracystic papillary neoplasm of bile duct(ICPN)
Am J Surg Pathol. 2012 Sep;36(9):1279-301.を引用改変