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頭蓋骨転移性腫瘍

・原発巣としては、乳癌、肺癌、前立腺癌、悪性リンパ腫、腎癌、肝細胞癌など。

・小児では、神経芽細胞腫や肉腫からの転移が多い。

・頭蓋底部へ転移すると下位脳神経症状を生じやすい。

斜台への転移すると外転神経麻痺を来しやすく、脊索腫や軟骨肉腫との鑑別が問題となる。

・頭蓋骨や眼窩骨への転移は髄膜腫との鑑別が困難な場合がある。

・膨隆性に大きな腫瘤を形成するものは、腎癌、肝細胞癌

・鑑別としては、脊索腫、軟骨肉腫、形質細胞腫/多発性骨髄腫、骨血管腫、類上皮腫/類皮腫、線維性骨異形成、頭蓋骨浸潤を来した髄膜腫、頭蓋骨内髄膜腫、成人発症のLangerhans cell histiocytosis(LCH)、副甲状腺亢進症に伴うbrown tumor、骨髄炎、Paget病、その他の原発性骨腫瘍など。

頭蓋骨転移の画像所見

▶CT所見
・軟部濃度を伴った、境界不明瞭な、溶骨性病変として描出されることが多い。

前立腺癌や骨肉腫の場合は溶骨性転移より骨増殖性転移が優位である。

肺癌では溶骨性転移と骨増殖性転移が混在する。

▶MRI所見
T1強調像で低信号(骨髄脂肪信号の欠如)、T2強調像、FLAIRでさまざまな信号。

造影T1強調像で増強効果を認める。

DWIを用いると頭蓋骨転移の検出感度が向上し有用とされる。

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