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S状結腸捻転症

・軸捻転とは、腸管が腸間膜を軸として、または腸管自体の長軸を軸として回転することによって発生する腸閉塞のこと。

・大腸の捻転で最多。上行結腸が続く。他、盲腸、脾彎曲部、横行結腸。

・高齢者に発症することが多く、長期臥床、慢性便秘、向精神薬服用、S状結腸過長症、高繊維性野菜を多く摂っている人などが発症に関与。

・症状は突然の腹痛、腹部膨満、ショックなど。

X線におけるcoffee bean signが有名で、大量のガスを含み著明に拡張したS状結腸ループが逆U字型または、コーヒー豆様の巨大な縦長の陰影として認められるのが典型的である。

・腸管虚血や穿孔などの合併症がなければ、内視鏡的整復がまず試みられるが、腹膜刺激症状があれば緊急開腹術が施行されることもある。

S状結腸捻転症の画像診断

・腹部単純X線写真で拡張したS状結腸を反映して、Coffee bean signが見られる。

・CTでは、腸間膜動静脈の捻れを反映した、Whirl signを認める。

・注腸検査ではS状結腸肛門側での狭小を反映したBird beak signを認める。

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